外国為替取引は、銀行のディーラー同士が取引するインターバンク取引(銀行間取引)と銀行とお客様が外貨預金や両替業務を行う対顧客取引に大別されます。外国為替業務は長年、外国為替公認銀行だけに許可されていた業務ですから、使用する用語は、「対顧客取引」というように銀行中心の用語になっています。
インタ ーバンク市場は、いわば外国為替の卸売市場であり、対顧客市場はいわば外国為替の小売市場であると言えます。従って、対顧客相場は、インターバンク相場に一定手数料を考慮した相場が適用されます。
個人投資家が外国為替取引を行う場合は銀行や証券会社で外貨預金や外貨建MMFを取引することが一般的です。しかし、銀行手数料(売値と買値)がドル・円で2円と高くまた適用レートも銀行の営業時間中は同一相場が適用されるため、6ヶ月や1年という中長期的な観点から為替に投資せざるを得ませんでした。
外国為替証拠金取引は、1998年4月に新外為法が施行され、誰でもが自由に業務に参入することが出来るようになったことをきっかけとして、証拠金取引と差額決済方式を導入して誕生した新しい金融商品です。為替業務の自由化の恩恵により、個人投資家がインターバンク相場に準じた相場で、1日24時間銀行ディーラーと同様の為替取引をすることが可能となりました。また、銀行の外貨預金に比べ格段に安い手数料も魅力となっています。


