
▼通貨
英ポンド
▼人口
5,880万人
▼産業
化学工業が英国最大の輸出産業となっています。1970年代以降は北海油田の発見により、石油も同国経済を支える大きな外貨獲得手段となっています。その他、機械、航空宇宙製品等の主要供給国の一つとなっており、また金融等のサービス業も活発で金融分野では、世界輸出総額の約10%を占めています。医薬品分野でも世界のベストセラーとなっている商品を開発した企業を抱えています。
▼歴史
1707年イングランドとスコットランドが合同し「大ブリテン王国」が誕生しました。その後、1801年アイルランドを併合して「大ブリテン・アイルランド連合王国」として新しく誕生。その後、北アイルランドを除くアイルランドが独立した事から、現在の「大ブリテン及び北アイルランド連合王国」の形が出来上がりました。
▼政治形態
立憲君主制をとっていますが、その他の英連邦の国と違い成文化された憲法は無く、所謂common law、制定法、慣例から構成されています。
▼現在の状況
1980年代までは経済が停滞し、高い失業率に悩まされつづけて来ましたが、サッチャーによる税制改革並びに公的部門を民営化する等の構造改革の結果、経済が活性化し、財政もある程度の健全性を取り戻す事に成功。ユーロへの統合が現在の最大の注目点となっています。
▼主な企業
BP、BA、ICI
▼英ポンド相場のポイント
第二次世界大戦後、米ドルが取って代わるまでは世界の基軸通貨として、輸出入貿易や、財、サービスの決済通貨として用いられてきました。現在はそうした色合いは殆ど失ってしまっており、ヨーロッパの一通貨にすぎなくなっています。
現在は、ユーロ通貨への参加が関心を集めており、ユーロ圏の経済情勢との比較で値動きが決まる事が多くあります。その為、対ドルでの上下よりも対ユーロでの変動に着目する必要があり、ドル:ユーロ:ポンドという三角持合の中から相場が決定されてきます。
▼注目すべき経済指標
基本的にはユーロ圏の全体的な動きとの対比で考えられる事が多く、結果としてポンド独自の材料よりもユーロ圏で話題となっている指標がイギリスではどうなのかと言った形で捉えられます。
通貨統合がより具体化すればユーロ加盟の条件を満たしているかどうかという点が取り沙汰されてくることになります。


